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【質問1】石膏ボードは嫌われ者ですか?
答え:実は優等生!でも分別が大変
石膏ボードは「リサイクル技術の高い優等生」と言われています。嫌われる理由があるとすれば、分別作業が必要だから。他の廃材と混ぜてしまうと処分業者が引き取りにくくなり、どうしても処分費が高くなってしまいます。
石膏ボードの重要な役割
- 耐火被覆材として火災時の延焼を抑制
- 消防法の観点から、基本的に建物全体を石膏ボードで被覆する必要がある
- 普通のベニア板だけでは火災時にすぐ全焼してしまう
つまり、石膏ボードは住宅にとって 必要不可欠な安全材です。
【質問2】解体現場でお金になるものってありますか?
答え:スクラップが宝の山!特にアルミが高値
主な有価物(換金できるもの)
- アルミ:現在1kg約300円の高値
- アルミサッシ(窓枠)
- カーポート、テラス
- 鉄・ブリキなどの金属類
30坪程度の住宅での収益例
高度成長期に建てられた典型的な住宅で 約10万円相当 のスクラップが出ることが多い。
見積もりへの反映
- 大きな物件では「有価物割引」として見積もりから差し引く場合が多い
- 小さな住宅では表面上は引いていないが、解体業者が内部的に見込んで価格設定している
- 軽量鉄骨造以上の建物では明確に割引を適用するケースが増える
【質問3】アスベスト調査はいくらかかりますか?
答え:1検体2万5000円~、でも追加費用でトラブル多発
調査費用の目安
- 木造住宅:外壁1検体で約2万5000円
- 大型建物:建物規模に応じて複数検体が必要(5階建てなら5検体など)
- 最大想定:大型建物で25万円程度になることも
なぜトラブルが多いのか?
- 調査後にアスベストが検出される
- 処分費が3倍に跳ね上がる
- アスベストの種類により対応が複雑化
- レベル3:比較的簡単な処理
- レベル2・1:専門業者による特殊な除去作業が必要
- 各種届出が必要(労働基準監督署など)
重要なポイント
法令遵守を徹底すればするほどコストは上がるが、安全性と法的リスクを考えると避けて通れない投資です。
優良な解体業者を選ぶコツ
避けるべき業者の特徴
- 一括見積もりサイトの得体の知れない業者
- 「汚い・遅い・高い」の3K業者
- 追加料金でトラブルを起こす業者
信頼できる業者の見分け方
- 社歴が長い(継続的な信頼関係を築いている証拠)
- リピーター顧客が多い
- 法令遵守を徹底している
- 事前説明が丁寧
建設業界の真実 解体工事は「儲かる」というイメージがありますが、実際は法令を守って丁寧に作業すればするほど利益は薄くなります。それでも長く続いている会社は、お客様との信頼関係を大切にしている証拠です。