解体の一括発注と分離発注を考える

分かりやすく動画で説明しています↓

解体作業をするとき、一括発注と分離発注を考えてみました。

目次

解体の一括発注とは?

一括発注とは、家を建てたり、解体したりすることを一式、ハウスメーカーなどにまかせることを言います。一括請負といいます。

つまり、ハウスメーカー1社に、すべてまかせて依頼する契約のことです。

一括発注の場合、解体工事屋さんは、ハウスメーカーから依頼を受けるので、ハウスメーカー一社にすべての工事業者がぶら下がるイメージです。

一括発注のメリットは?

メリットは、手間がかからないという点です。あとは、すべての工事内容について、信頼してまかせていられるという点です。

もし仮に工事内容に満足いかない場合、代理店がしっかり責任を持ってくれます。

また、一括発注の場合、ローンを組む場合、解体費用もそこに含まれます。

一括発注のデメリットは?

一括契約のデメリットは、ハウスメーカーが全体の工事費用に対して、20%〜費用を上乗せするということです。

工事費用が200万円とかなった場合、40万円が手数料となるので、結構大きいですよね。

解体の分離発注とは?

家を建て替える場合、解体は解体業者へ直接、発注することを言います。

解体だけを解体業者を探して直接依頼することで、ハウスメーカーなど間に入る業者が取る20%を節約するということになります。

分離発注のメリットは?

分離発注のメリットは、手数料の20%が節約できます。たとえば、解体費用が200万円の場合、手数料が40万円となります。結構、大きいです。

分離発注のデメリットは?

信頼できる解体屋さんを探さないといけません。

それが、解体のマッチングサイトなどで探す人がいます。

解体だけ分離発注した場合、解体費用だけでローンを組みづらく、現金で支払わないといけません。

ちゃんと仕事をしてくれる解体業者えらび

解体費用を安くした場合、悪い解体屋さんにあたることもあります。

たとえば、朝早くからガンガン音を立てて解体したり、挨拶も来ない。水をまかないので、ホコリがたったり。

そのような迷惑行為がひどい場合、近隣で工事される他の業者さんも迷惑されることがあります。

その後、新築を建てた後、ご近所付き合いがしにくく、費用を節約しなければよかったと言う方もいます。

目次